帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹は80歳までに3人に1人が発症します。
水疱瘡と同じウイルスが原因で起こり、免疫機能の低下や加齢で発症しやすくなります。
50歳代以上になると発症率が増加し、80歳前後が最も発症率が高く、成人に比べて3倍程度増加します。
体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、水ぶくれとなり、破けてかさぶたになります。
場所は顔面や腹部、背部、手足など様々なところに生じます。
皮膚の症状が治った後もかさぶたの痛みが残ることがあり火傷のような痛みとして3ヶ月以上持続することがあります。
帯状疱疹後神経疼痛は発症した2割の方がかかるとも言われており、80歳以上では3割に上昇します。
帯状疱疹の予防接種は50歳以上で97%、70歳以上で90%の発症率を予防することができ、予防効果は9.6年との結果が出ています。
用法は筋肉内に2回、2ヶ月以上の間隔をおいて注射します。
60~64歳及び65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の方は飯塚市より配布された接種券の持参により6500円/回で接種することができます。
(65歳以上の方は0または5の倍数の年齢になる年度に接種券が配布されます。)
60歳未満の方は22000円/回で任意接種が可能です。
ご希望の方は医師にご相談ください。(参考 グラクソ・スミスクライン シングリックス資料)
接種券あり 6500円/回
接種券なし(任意接種) 22000円/回